名古屋のお客様が外壁塗装工事を依頼する際の注意点

名古屋のお客様が外壁塗装工事を施工業者に依頼する際に、注意していただきたい事をお伝えします。

相見積もりは施工業者を比較する為に必要!

名古屋にはたくさんの施工業者が存在します。それぞれの施工業者により見積もり内容が異なる為、結局どの施工業者に依頼すべきか分からない…。と思われるお客様も多いのではないでしょうか。
外壁塗装工事は、建物の劣化状況や使用する塗料の種類、周辺環境など、あらゆる要素を考慮しなければなりません。せっかく費用を掛けて工事を行うので、お客様がより満足できる塗装工事を行う為にも、「相見積」を取り、お客様自身で施工業者を比較しながら見積もり内容をしっかり精査する事が大切です。

見積書の内容で気をつけるべき点とは?

複数の施工業者から相見積を取り、比較検討するにあたり気をつけるべき点をいくつか紹介します。

・巧妙な営業トークに注意!

見積書を提出した後に、「激安キャンペーン」「モニター価格」と謳い値引きをするパターンは、外壁塗装工事の営業トークの手法の一つです。激安価格にひかれて即決したところ、実は一般的な相場とほとんど変わらない・・・。場合によっては相場よりも高い・・・。という場合もあります。

これは、相場よりも高い金額を設定した最初の見積もりから値引きをして、あたかも割安になったかのような見せ方をする・・・という手法です。即決営業の場合、あらゆる手法を使ってお得感を出して契約させようとしてきますので、巧妙な営業トークには注意してください。

・激安の見積書に注意!

出来るだけ安い値段で外壁塗装が出来たらいいなと思うのは自然な事ですが、外壁塗装においては「安ければいい」というものでは決してありません。提示された値段に惑わされることなく、「激安の見積りには絶対に何か理由があるはず」と考えて、施工業者の質を見極めることが大切です。

例えば、最初に提出した見積書では格安の値段を提示しておいて、工事が始まってから「追加工事が発生した」などの理由をつけて追加請求をしてくるというケースがあります。このような塗装工事の見積書は、「外装塗装 一式」とまとめて記載されている場合が多いです。
値段が安く魅力的な見積書でも、内訳や工事内容が書かれていない見積書は注意が必要です。

・塗料の材料名や工程内容を確認する!

「シリコン塗料」、「フッ素塗料」、「ウレタン2回塗り」・・・といった様に、塗料の種類についてしか記載がない場合は注意が必要です。塗装工事で使用する塗料の材料名や工程内容が見積書に書かれていない場合は、どこのメーカーのどの塗料をどのように使うのか、施工業者にしっかり確認しましょう。

・値引き幅が高い見積書に注意!

外壁塗装でよくある二重価格商法に、「20%引きなど大幅な値引きを提示して、実際に依頼したところ定価通りの価格を請求された・・・。」といったケースがあります。15%以上の値引きがされている見積書は、二重価格が設定されている場合が多いので注意が必要です。

●品質保証の内容をしっかり確認する!

外壁塗装の塗り替え工事後の品質保証期間について、10年、15年、20年と長期保証をつけると謳う業者は注意が必要です。外壁塗装の「品質保証」は施工業者により内容が大きく異なります。ただし、塗料メーカーが目安として公開している耐用年数を超えて、品質を保証するというのは「絶対にあり得ない」話です。
長期保証する業者が悪いというわけではないですが、その場合は品質保証の内容約款の中に、施工完了後の保証期間や保証内容の他に「免責事項」が記載されているはずです。
外壁塗装の保証は、万が一施工の不具合が発生した場合に施工品質保証書に基づき、施工業者が負うべき手直しや施工責任を果たすことが重要であり、お客様が安心できない品質保証は意味を成しません。
名古屋で外壁塗装工事を行う際は、どのような種類の不具合や瑕疵(欠陥施工)が保証対象となるのか、品質保証の内容をしっかり確認することが大切です。